廃線調査隊 のと鉄道七尾線
(穴水)〜能登三井〜能登市ノ瀬〜(輪島)
橋梁には立入禁止の看板と共に柵が厳重にガードしています。廃止後1ヶ月の間にここまでするとは。 着実に草むらに・・・。 踏切では線路が埋められ・・・ 能登三井駅 能登三井駅のホームは桜が満開でした。この桜を列車の中から眺める事は2度とできません。 能登市ノ瀬駅
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線路の撤去などはされていないところ見ると撤去工事はしばらくしないのでしょうか?
線路のある砂利の間からは草が生えてきています。列車が走らなくなると勢力を増すのが雑草です。彼らの生命力には驚きを感じます。夏にはここも背丈ほどの草に覆われることでしょう。
ところで、草も光合成するから地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収に役に立つのかな?なんて馬鹿なことを考えてしまいました。
踏切のほとんどが遮断管を外され線路の上からアスファルトで埋められています。どうせなら、踏切部分だけでも線路を撤去しアスファルト加工すればいいのに。そんなに急いで工事をする必要があったのか疑問を感じます。もし線路を撤去する事になったらまたアスファルトを敷き直さなければならないのに。
穴水から1駅目の能登三井駅。2面2線の列車の交換できる対面ホームの駅ですが交換設備は相当前に使用停止となっていたようです。
駅舎は食堂に転用され廃止後も営業している様です。穴水にあった券売機と同じタイプの物が今でも残っていました。待合室には最終日の写真が飾ってありました。駅自体はゴミ一つなくきれいに維持されており今にも列車がやってきそうな雰囲気です。駅前には腕木式信号機が飾ってありその下には代行となるバス停があります。このバス路線は七尾線の代行となるバスですが、元々あった能登中央バスの路線をそのまま利用しています。本数は増えたのかな?
左側の線路が本線で右側は使用されていなかった線路です。今となっては両方とも無用となってしまいました。
三井駅とは対照的で駅名は外されトイレは封鎖されています。駅舎の中にも入ることはできます。
ホームは1面1線です。
ここも桜が満開でした。
ホームの端にはこんな看板が残されていました。やはりここはJRの管理だったんですね。
思わず「はいせんにははいってはいけません」書き換えようかと思いました。