おがえもん廃線研究所　緊急取材

仙台臨海鉄道

仙台港駅構内
　東北本線の陸前山王駅から仙台埠頭周辺までを結ぶ貨物鉄道です。
　震災により津波の影響を受け全線の3/4の路線が被災しました。
　被災直後の周辺は貨物車両やコンテナ、自動車などが流れ着いてメチャクチャの状態だったそうです。

仙台港駅構内

残された機関庫

　現在は瓦礫の撤去が進み、復興に向けて線路を敷き直す作業に取りかかっています。仙台港駅構内では3両の機関車が被災して脱線し水没しました。そのうちSD55-103は修理をして直ったそうです。その他の2両は解体されました。

　今年の秋には一部区間で運転再開できるように復旧作業が進められています。

機関庫内には機関車が1両だけ残されている

仙台北港駅
　JX日鉱日石エネルギーの積み卸し線が2本ありますが津波の影響で被災しました。こちらは復旧作業が進められていません。
瓦礫の撤去は済んでいます。
レールは所々液状化の影響で埋まったり津波で道床の砂利が流されたりしています。