廃線調査隊 戸井線
汐首灯台付近〜瀬田来(工事中断地点)
トンネルを発見! 2つ目のトンネル発見! 2つ目のアーチ橋発見! 何故アプローチの階段? 3つ目のアーチ橋! 4つ目のアーチ橋 あと2.8H・・・
戻る 戸井線TOPへ
灯台を過ぎるとすぐにトンネルが現れる。灯台への階段の途中から廃線跡を進むとすぐに見つかる。トンネルの入り口は土砂で埋められており入ることは出来ない。
尚、灯台からの廃線跡はわき水のためぬかるんでいるので気をつけた方がいい。それと、灯台に通じる階段には馬糞がたくさん落ちているので踏んづけて「ウンチマン」にならないように気をつけるべし!馬に乗って灯台に行く人がいるのかな?
1つ目のトンネルに続いて残されている。このトンネル付近が汐首岬で本州と一番近い位置にあたる。と言っても約17Hありますが・・・。
トンネルを抜けると再びアーチ橋を発見!今度は小さなアーチが続くものだった。18個のアーチで構成されている。
廃線散策用か?
ここの廃線跡には真新しいステンレス製の階段が設置されていた。最近設置されたのであろう。何の為であろうか?廃線散策用?そんなわけがあるわけが無いでしょう。多分、海岸線にある民家の為の津波避難用と勝手に解釈した。真相は分からない。
そんなおかげで容易に廃線跡に上がることが出来た。上がると先ほどのトンネルが口を開けていた。入口付近は天井から崩れ落ちた跡があった。その奥には1つ目のトンネルも見えていた。
アーチ橋の上は砂利と土で被われておりここがアーチ橋上か?って感じでした。
その近くには枕木が土の中に埋まっているのを発見した。戸井線は路盤工事はどれくらい進んでいたのだろうか?この枕木は戸井線の物であるのかは不明である。
さらにその先に進むと、3つ目のアーチ橋を発見した。2つ目のアーチ橋と同じく小型のアーチ24個(だとおもう)から構成されるものであった。ここも容易に上がることが出来る。アーチ橋の脇に上に上がる道路があり、アーチ橋上も車の走った跡があった。もし、戸井線が開通していたら眺めは最高でしたね。晴れた日には本州の下北半島が望むことができます。
すぐに4つ目のアーチ橋を発見した。
このアーチ橋は柵がつけられ本格的に使われているようです。この先に民家があり車も走る本格的な道路として利用されていた。
戸井線の工事はこの付近で建設が中断された。
アーチ橋の先には少しだけ築堤が続くが、その先には何も残っていなかった。もし、この先へ進むのならトンネルが掘られたであろうが着工した様子はなかった。
戸井線は戦争悪化のため資材不足で建設が中断された。もともと軍事目的で建設されたため終戦後は不用路線として建設再開されることもなく中止された。
終点の戸井駅まで残すところ2.8Hの距離であった。