おがえもん廃線研究所

国鉄(JR北海道)士幌線
現地調査 Part1
帯広駅〜武儀駅

帯広駅付近

 帯広駅は高架工事により新築されたため当時の面影は一切ありません。士幌線は帯広駅を出ると根室本線と平行し西に向かっていました。約1km進んだ当たりから進路を北へ変えていました。根室本線との分岐部当たりから廃線跡は現れます。ここから十勝川手前までの区間は空き地として残されています。枕木を用いた柵がいかにもって感じですね。

 帯広市ではこの周辺の遊歩道計画を立てたはずなのですが、未だに工事が始まっていないところを見るととん挫してしまったのでしょうかね。

 十勝川に架かっていた橋梁はきれいさっぱり撤去されており何処を通っていたのか分からない状態です。

 十勝川手前の廃線跡は区画整理が行われたようで廃線跡は消えています。

十勝川を渡ると廃線跡再び現れます。その先に枕木の残骸と4キロポストが残されていました。

木野駅

 木野駅の跡は駐車場になっていました。その先の廃線跡はショッピングセンターになっています。

 

木野駅から先の廃線跡には木々が植えられていました。その片隅に国有鉄道の杭が残されていました。

音更駅

 音更駅は交通公園として整備されています。SL48626と除雪車キ704、車掌車ヨ4730が展示されています。モニュメントとして動輪をアレンジした記念碑もあります。

駒場駅

 駒場集落にあった駒場駅、バスターミナルと言うほど本数はありませんが待合室が警備されています。

国鉄事業団の杭

 駒場駅の脇の廃線跡に国鉄事業団の杭が立っていました。

武儀駅

 左の写真中心あたりに武儀駅はありました。士幌線も他の廃線同様、畑に戻っている事が多く判別に苦労します。古地図が無ければ判別不能です。

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