2004
レールバスと遊ぼう
イベント
2004ゴールデンウイーク期間中に
南部縦貫鉄道七戸駅でイベントを開催しました
多くの方のご乗車ありがとうございました。
にちじ 5月2日(日)〜4日(祝)
ところ 南部縦貫鉄道旧七戸駅構内
内 容 保有車両の展示、各種グッズの販売。
レールバスの体験乗車(会員券200円が必要)
体験乗車は10時から15時を予定
今回の目玉は
レールバスの体験乗車です。
機械式気動車独特の動きをお楽しみいただけると思います。
乗車距離は2番線ホームから野辺地方170mまで行き、
車庫線手前までの170mを往復する約7分程度の小旅行です。
将来的な保存を目指して、構内の線路の一部を敷き直しました。
各日とも多くの方のご来場ありがとうございます。
3日間で約72往復、延べ2000名の乗車がありました。
今後もこのようなイベントを開催する予定ですので
機会があったら是非ご来場下さい。
2004/5/2の様子
2004年5月2日、南部縦貫鉄道七戸駅構内でレールバスと遊ぼうと題してイベントが開催されました。 車庫への線路も枕木が交換され軌道強化されています。構内での復活運転に向けて整備されてようです。 今回のイベントの目玉はレールバスに実際に乗車出来ることです。駅構内の約340m区間約7分間の小旅行を体験できます。車輌はレールバスキハ102です。 体験乗車は10時より15時まで約15往復運転されました。15分ヘッドで運転されました。毎回20〜30人の乗車がありました。 当時を知っている人は懐かしく思い、当時を知らない子供たちはレールバスに乗車できて大はしゃぎでした。 そういう私もワクワクしてしまいました。 私も、このイベントのお手伝いをしており、午後はずっとレールバスに乗りっぱなしでレールバスを思いっきり満喫することができました。 今回のレールバスの運転は当時の運転士さんがわざわざ駆けつけてくれました。ありがとうございます。 体験乗車運転が終わり車庫に戻す際に思わぬ出来事が!どこからともなく重連の言葉が・・・。まさかそんなことが・・・。レールバスは協調運転ができないので各車に運転士が乗車しないと重連運転が出来ないのです。でも今日は運転士さんが2名いる・・・。運転士の木村さんも重連やってみる?と言ってくれるし。回りのみんなも大歓迎ということで車庫への回送は重連運転になることに、現役時代も重連運転は数回だけでした。思わぬプレゼントでした。 2日目は私が仕事のため参加することが出来ませんでした。
きれいに整備された2番線
まずビックリしたのが、駅構内の一部の線路がきれいに敷き直してあることでした。廃止になったのに2番ホームの線路が砂利、枕木共々きれいに整備されているではないですか、七戸駅構内以外の線路は既に撤去済みです。
七戸駅構内
構内の外れでストップ
車庫から出るキハ101
キハ101は駅舎前に展示し、キハ104は車庫前に展示しました。3両とも南部縦貫の方と保存会の方によってきちんと整備され今でもエンジンがかかり動態保存されています。お疲れ様です。そのかいあって運転休止から7年経っている今でも動かすことが出来るのです。
続いてキハ102
通学輸送に活躍した旧国鉄車輌キハ104
体験乗車を待つレールバス
乗車には200円の会員券を購入することで3日間乗り放題になります。
ちびっ子もご満悦!
駅の窓口で利用券やグッズを販売
体験乗車中の車内みんなご満悦!
連結作業中!レールバスの重連!
重連で運転!二人の運転士の息もぴったり!
車庫に入れる前に3両顔をそろえての記念撮影!また明日も元気にがんばって!
青森ローカルでテレビや新聞で報道されたため、多くの方がご来場頂きました。レールバスの運転も続行運転で約8分間隔で約28往復したそうです。
私は東京に戻り仕事をしてましたが、この日の晩の高速バスで七戸に向かうのであった・・・。
イベント3日目の最終日、全国的に天気が良くない予報でした、七戸も朝から雨模様、9時頃には本降りに・・・。しかし、レールバスを車庫から出そうとすると雨は小雨になりました。天気は良くないのですがお客様は既に運転開始前から50名ほど並ぶ好評ぶり!そんな活気に天候も負けたのか殆ど気にならない程度の小雨模様に!10時のスタートから続行運転でお客様に乗車してもらいました。お昼前には雨もやみました。
昼休みにはキハ104(旧国鉄キハ10)を2番線に据え付けファンサービスを実施、車輌の老朽化のため車内は非公開にさせて頂きました。
15時までに約27往復しました。
今回の体験乗車はお子様のご来場が大変多く、みんなレールバスに乗れて大はしゃぎ、大喜びでした。休止から7年が過ぎているので小学低学年生位までは実際に走行しているレールバスに乗ったことのない子たちばかりでした。何度も乗っている子もたくさんいましたね。中には運転士さんが乗務位置を交代するときにはついていって、運転の様子を観察したり、時にはじゃまして怒られたりと・・・。みんな遊園地の遊技物のように楽しんでいました。子供にもレールバスのあのかわいらしさが伝わったのではないでしょうか?
結局、3日間トータルでレールバスに乗車した方は延べ2000名をはるかに超え、運転回数も72回を超えていたようです。
今回は2名の元運転士さんのご協力により、多くの回数を運転することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
またご来場頂いたみなさまがルールを守りスタッフの指示に従っていただいたおかげで、事故やけがなどが起きずに無事終了することができました。今後もこのようなイベントが出来ますようにみなさまのご理解とご協力をお願い致します。
体験乗車運転で輝きを見せた線路
いらっしゃいませ人目のお客様です。
カウンター設置日2004/6/9より