レールバスと遊ぼう
イベント2004秋

無事終了しました
ご来場
ありがとうございました。

 2004年9月19日〜20日に青森県七戸町の南部縦貫鉄道旧七戸駅構内に於いてレールバスと遊ぼうイベントが開催されました。今回もレールバスの体験乗車をメインとしたイベントで数多くの方々のご来場いただきました。当日の様子をご覧下さい
 レールバスの保存運転には数多くの問題があります。車両の老朽化や消耗部品欠品などなど・・・。実はバッテリーもそうですでに10年近く交換しておらずの寿命期間が大幅に経過していることでした。
 今回のイベントに先立ち古河電池株式会社様よりレールバスキハ102用バッテリーを2個寄贈して頂きました。レールバスのバッテリーは大型自動車で利用するものと同じものが必要で1個数万円もするのです。本当に助かりました。
交換は愛好会会員の手により行われました。これによりレールバスは一発で起動できるようになりました。運転士さん達もこれには大喜びでした。残るはレールバスキハ101と気動車キハ104のバッテリーも交換しなければならないのですが・・・。

 古河電池株式会社様本当にありがとうございました。

 みなさん車のバッテリーは古河電池のバッテリーを指名して買って下さいね。

9月19日(日)〜20日(祝・月)
 前日の18日は天気がよく明日も天気が良いことを祈り、床につきました。翌日19日朝、私は雨音で目覚めました。それも激しい雨音で。正直言ってどうなるのかと思いました。しかし、過去のイベントでも何とか天気がもったこともあり今回も大丈夫と祈り七戸駅へ向かいました。8時に到着した際はまだ雨が降っていました。しかし、イベントの準備をしていると雨が小降りに・・・。もしやと思えば9時前にはやんでしまい薄日が差してきました。本当に雨がやんでよかったです。2日目は秋晴れのとても良い天気に恵まれました。

 今回は線路の横断の際に転ばないように愛好会会員の手により踏切板を制作しました。これによりみなさんスムーズに線路横断することが出来たんじゃないですかね?

 9時にイベントはスタート。雨模様だったため来客者はぱらぱらでした。まあ、体験運転が10時からですから実際のイベントはまだまだですが・・・。

 10時からの体験運転を前に今回のイベントに協力して頂いた南部縦貫株式会社内山社長よりご挨拶をいただきました。このときにはファンや地元の方を含め、約50名ほどの方が駆けつけてくれました。

 体験乗車のスタートです。2日間とも10:00〜12:00と13:00〜15:00まで行われました。
 運転区間は2番線からスタートし、ポイントの奥まで進み、そこで折り返し車庫線に入り車庫手前まで行き2番線へ戻ってくる約5分の体験乗車です。距離にして約700mになります。運転は現役当時運転士をしていた運転士さん3名にお願いし駆けつけてもらいました。
 みなさんにはゆっくりご乗車頂けるように定員を約30名に限定しました。
1日目は11往復、2日目は17往復運転され延べ951名の方のご乗車がありました。
 今回はお子さんのご乗車が多く、ほのぼのとしたイベントになりました。列車によっては通学列車を思わせるような子供だらけの運転になったこともありました。子供のはしゃぐ姿や喜ぶ姿をみているとなんかホッとしますね。彼らのほとんどがレールバス現役当時の姿を見たことがない世代なのには時代の流れをかんじますね。
 ファンのみなさんに限らず、カメラを片手に沿線や車内から撮影していましたね。中には録音をする人もいましたね。
 安全を確保するため多くの区域を立入禁止とさせて頂きました。大きな混乱もなく、イベントを成功することができました。皆さんご協力ありがとうございました。
 レールバスのプラレールコーナーも! これは子供に大人気!いつも子供が群がっていましたね。
 吊り橋やアーチ橋などオリジナルの橋梁も登場!レールバスの他、貨物列車編成も!積荷が七戸のお菓子店「みやきん」のまんじゅう!その積荷が原因で鉄橋で脱線なんてことも・・・。
 今回のイベントには多くの出店も出店して頂きました。手打ちそば、そばもち、たこ焼き、焼きそば、ホタテ焼き、飲み物、みやきんのお菓子などなど・・・。すべておいしかったですね。出店ありがとうございました。

(私はそばもちが大好きで1日4個も食べてしまいました。七戸名物らしいです。)

レールバスの重連運転
 体験乗車を終えたあとレールバスは車庫へとしまいます。この際、現役当時でも数回しか見られなかったレールバスの重連運転を行いました。一般の気動車は協調運転(1つの運転台から連結しているすべての車両を制御すること)できるのですがレールバスはそれが出来ないのです。重連で運転するときは両方の車両に運転士が乗車しお互いに運転しなければならない高度なテクニックが必要なのです。二人の息がぴったり合わないと難しいんですよ。
 今回は3名の運転士さんがいるので重連運転が実現できたのです。
 
 まずは連結作業です。みなさんカメラを構えて注目でしたね。
 連結が無事終了し、重連運転し車庫へ向かいます。
 車庫の前ではレールバスの重連とキハ104を並べて撮影会を開催しました。

 車庫内には機関車が3両あるのですがその車両を公開して欲しいとの要望が多かったので、今回は時間を決めて車庫内も公開しました。本来ならば車両を表に出したいのですが動かすことが困難なため車庫内の見学という形をとりました。

レールバスグッズの販売
 レールバスのグッズも販売しました。サボや切符などたくさんあります。イベント時以外でも販売しております。
 売り上げの一部は七戸駅構内の整備やレールバスの修繕に使用させて頂いております。購入にご協力お願い致します。

レールバスサボ(複製)

定期券(台紙付)
 2日間のイベントを通して事故等もなく終わることが出来ました。これもご来場頂いた皆様のご協力があったからこそです。ありがとうございました。

 次回の開催はまだ未定ですが次回の開催が決まりましたらこの場で紹介致しますので多くの方のご来場をおまちしております。


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いらっしゃいませカウンター設置日2004/6/9より