〜南部縦貫レールバス瓦版〜
2005年12月号
更新日2005年12月04日

「南部縦貫レールバス瓦版」
立派なものではありませんが毎月1回程度発行予定です。
レールバス愛好会の活動と七戸の様子をお伝えします。

 11月と12月の予定を別々に決めた結果、2週連続で七戸に行くことに。2週連続訪問になっていることに後で気づいたのです。しかし、たった1週間の違いで雪が降りまったく違う七戸を味わうことが出来ました。2週連続で作業したので雪景色の様子もお楽しみ頂けます。
 今回は2ヶ月分まとめてお知らせします。
キハ104床下修理その後
床の修理はほぼ完了!
 9月より修理に取りかかっていた104の床ですが、野辺地側ロングシート部の鉄板の固定作業が完了しました。さび止めの加工をしたところで今年の作業は終了。暖かくなる春先に床材の貼り付け作業に取りかかりたいと思います。

←11月末の状態です。


構内整備(水路編)
 以前にもお話いたしましたが、構内はいたところぬかるんでいます。雨が降ると冠水してしまいます。11月の作業時も雨が降ったため機関庫脇が水びだしになってしまいました。メンバーの一人がおもむろに作業を開始!水の吐き出し用の溝を掘り出しました。突貫工事の結果機関庫付近の雨水は裏へと抜けるようになりました。但し見た目が悪いので改良が必要ですが・・・。構内はいたるところに水たまりがあるのであと3〜4本掘る必要があります。

構内整備(ホーム階段編)
 2番線ホームの裏手に階段を作ることになりました。
 ホームから機関庫前へ移動する場合に斜面を駆け下りなければなりませんでした。時にはスッテンコロリンなんてことも・・・。特にイベント開催時にお客様に快適に移動していただきたいという思いから階段を作成することになしました。材料は杭と枕木を使うことにしました。10月中旬に1段目のみ試作しました。11月の活動で本格的に制作開始しました。

2段目の作成

一段ずつ組み上げる

枕木の下の土台を叩いて固める

隙間に砂利を入れてつき固める

枠をつけてほぼ完成状態で作業終了?

12月の作業日には雪が積もる
レールバスと階段

仕上げの採石を敷き詰め完成!
 作業を始めて見ると意外と順調に進みました。11月の活動では形は出来上がりましたが仕上げまでは出来ませんでした。12月の作業日には雪が積もってしまいましたが雪が解けたので仕上げの採石を敷き詰めて完成しました。
 来年のイベント開催時には活用されることでしょう。

腕木式信号機整備
 7月に建立した腕木式信号機ですが、これまでに点灯化に取り組み、可動できる状態に出来ないか模索しておりました。信号てこは駅舎内に現存しています。しかし今の状態での活用は無理なので他の方法を取ることにしました。
 手動式ウインチを活用して可動させることにしました。信号機の下部にウインチを取付ました。取付金具の作成に苦労しました。
これにより腕木式信号機の可動が可能になりました。ハンドルを5回転ほどすると進行現時になります。巻き上げ過ぎないようにワイヤーにゲージを取付、手元で現在の状態がわかるようにしました。
 使用しないときはハンドルを外しています。

 将来的には信号テコで稼働できるようにしたいです。

進行現示(青信号)
停止現示(赤信号)
キハ104気動車も腕木と一緒にパチリ!
腕木式信号機建立後の初入線でした。快晴の青空のもとで腕木が生えますね!

廃線枕木狩り

あらかじめ抜き取ってあった枕木
雪に埋もれてしまった。
 野辺地までの廃線跡は線路は撤去済みです。しかし、一部の区間には未だに枕木が残されています。その枕木を回収してきました。比較的状態の良い枕木をあらかじめ抜き出しておいたのを回収してきました。

橋梁下へ落とした跡

橋梁の下へ落とした枕木
 今回、回収した枕木は10本でした。軽トラの荷台に乗せて七戸駅へ運びました。この枕木は駅構内の整備に活用する予定です。

七戸駅産 特製ゆきだるま
 今シーズンの本格的な積雪を迎えた七戸駅で雪だるまを作ってみました。といってもこれは近所の女の子が作った雪だるまです。
 なかなかの出来でしょ!髪の毛に蝶ネクタイ付きのおしゃれな雪だるまでしょ。

車両の整備もやってます
 レールバスの整備もやっていますよ。製造から40年を過ぎているレールバス日々の点検が重要です。運転士の木村さんは日頃より車両の点検整備を行っています。
 今でも動く状態で残るレールバスはこのような点検の積み重ねで残されているんですよ。

発見 ふるさとの宝プレート
 10月4日にNHKで放映された「発見ふるさとの宝」みなさまごらんになりましたか?
 このプレートは七戸町のこのお店に行くと見ることができます。但しレプリカです。本物は七戸駅で大切に保管してあります。
 七戸町・お蕎麦屋「松雪庵」
    
ぜひ、お越し下さいませ


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