南部縦貫鉄道レールバス愛好会
更新日2012/5/29
イベントの様子
レールバスとあそぼう
2012

今年度の開催は終了しました

「レールバスと遊ぼう2012」を開催しました

  2012年 5月3日〜5日

 小さくてかわいらしいレールバスに体験乗車できるイベントを年1回開催しています。
 このイベントは2004年から行われ、5月の大型連休を中心に過去に8回開催して、今回で9回目の開催でした。

1日目(5月3日) 初日は鉄道ファン向けの公開日

レールバス101から出庫

 

 1日目はレールバスの体験乗車は行わず、車両デモ走行や機関庫内の見学など撮影中心にした公開日です。この日だけは駅構内を自由に動き回り撮影することができるようにしています。

 朝からあいにくの天候で雨の降る中でのレールバスの出庫です。こんな天候にも関わらず多くの方にご来場いただきました。


レールバス101と102を連結

レールバス重連にて転線作業

 12時過ぎにキハ101から出庫しキハ101とキハ102を重連運転で車庫前で入換作業。
 車両配置はキハ102が4番線車庫前、キハ101は2番線ホーム上に展示しました。
 その後、DB11機関車を出庫させ3番線車庫前に展示しました。


102を機関庫前に転線後101はホームへ


DB11機関車も機関庫前に出庫し展示開始

 雨の中多くの方がカメラを片手にシャッターを切っていましたね。
 実は雨に濡れたレールバスは意外と綺麗だったりして。濡れた車体の輝きが非常に美しく見えていました。

 機関庫の公開は13時からの予定でしたが、急遽変更し車両の出庫が終わると直ぐに公開とし、雨宿りもできるようにしました。

 機関庫内にはキハ104気動車・D451機関車・DC251機関車の3両が保存されています。

 機関車2両は静態保存、キハ104気動車は動態保存しています。


機関庫内見学も時間を早めて実施

機関庫内には鉄道むすめ5人がお出迎え

 機関庫内には青森鉄道むすめの5人が勢揃い。天気が良ければ機関庫外に展示できたのですが、お嬢様達を濡らすわけにもわけにもいかず機関庫内でお出迎え。

 実はこの5名の等身大POPが勢揃いで鉄道会社のイベントにお出かけするのはこれが初めてなんです。青森の鉄道を盛り上げるために頑張ってもらいたいですね。

青森鉄道むすめについてはこちらを参照

 13時にレールバスキハ101を使い2番線上でデモ走行を行いました。

レールバスのお食事タイム!
 デモ走行の後、レールバスの食料である軽油の給油作業。タンクローリー車に来てもらいレールバス102と101の2両へ給油。合計100リットルのお食事?給油でした。
 給油の様子はなかなか見れないので皆さん珍しがってフラッシュの嵐!あまりのカメラマンの多さにガソリンスタンドのお兄さんも緊張するねと言っていました。


レールバスのお食事タイム!


多くのカメラマンに見守られ給油

給油量を確認する愛好会スタッフ

キハ104気動車出庫

キハ104気動車発進!
 動力系の不調の為に修理中の元国鉄のキハ104気動車。現在修理を続行中ですが試運転もかねて機関庫から出庫!予定外のキハ104の出庫にみなさん喜んでいました。
30分程機関庫前に展示しました。
 レールバスと並べて留置したのでその大きさの違いは一目瞭然です。ちなみにレールバスは長さ10m、キハ104は長さ20mと倍の大きさです。キハ104の大きさは他の鉄道の車両とほぼ同サイズなのでレールバスがいかに小さい車両であることがわかります。


多くの方に見守られ出庫

レールバスとのツーショット

手前がDB11機関車

ゆっくり機関庫へ戻ります

レールバス2両の並び

 キハ104気動車の展示が終わった後、レールバス101、102を並べての展示をおこないました。
 15時にはすべての車両を機関庫に入庫させ1日目のイベントは終了しました。

グッズを販売する売店は大盛況

 駅舎内には当時の鉄道用品や写真を展示しています。レールバスグッズの販売も行いました。多くのみなさまにお求めいただきました。ありがとうございました。

 レールバスグッズの収益は車両や施設の修繕費用に活用させていただいております。

 1日目は体験乗車は行わず12時から15時までの短時間の公開時間と雨模様でしたが、多くのお客様にお越しいただきました。

 ありがとうございました。

駅舎内には色んなものが展示されています
2日目(5月4日)体験乗車1日目 雨の中での開催
重連での出庫

 イベント2日目。今日はレールバスに乗車できる体験乗車の日です。昨日に引き続き朝からあいにくの雨模様。

 9:30過ぎにレールバスキハ101と102を連結して重連で出庫。

 今回のイベントで体験乗車に使用するのはレールバスキハ101。キハ102は駅舎前に展示しました。

駅舎前に102を展示

 体験乗車は10時からです。雨模様にも関わらず多くの方にご来場いただき、体験乗車開始前から長い列が出来ていました。

 10時になり体験乗車の開始です。

 南部縦貫株式会社の社長である内山様によるご挨拶を頂き、社長による一番列車に出発合図。


内山社長による出発合図

2番線から出発するレールバス

運転するのは元運転士さんです

車内の様子

 体験乗車は1回の運行で25名程度に限定し運行。
運行経路は2番線ホームを出発し野辺地方へ移動。方向を転換し機関庫前の5番線へ。その後、来たルートを戻る形で約7分約800mを運行します。

 雨の中ですが体験乗車を楽しまれていました。

 体験乗車は10:00〜12:00と13:00〜15:00に行われました。

体験乗車には会場で発売される会員証が必要となります。

 会員証は1名500円。一度お求めいただくと会期中2日間乗り放題です。

 中学生以下のお子様は無料で、こども会員証を差し上げました。

 今年の会員証は左の4種類の図柄。

 今回は青森鉄道むすめ「七戸ちびき」の図柄も用意しました。


今年の会員証はこの4種類

レールバスの併結作業

重連にて出発

 体験乗車は15時に終了しますがイベントは終了ではありません。

 車両の展示と撮影タイムです。

 まずレールバスの重連運転の実施、その後2両を並べての撮影会を行いました。


機関庫前にて展示して撮影会

全ての車両を収容して終了

 16時には全ての車両を機関庫へ入庫させイベントは無事終了いたしました。

 2日目のイベントは雨模様の中の開催にも関わらず多くの方にご来場いただきました。

1日目(5月3日) 体験乗車2日目 晴天の下での開催 

多くの方に出迎えられ出庫

 イベント3日目。最終日です。今日は朝から太陽が出て晴れました。

 やっぱり晴天の下でのレールバスはいいですね。

 開花が遅れていました桜もイベントに合わせて満開になりました。


重連にて運行

体験乗車中のレールバス

 昨日と同じく9:30過ぎにレールバスは出庫。10時より体験乗車を開始。この日も朝から多くのお客様にご来場いただきました。

 体験乗車の運行回数は2日間で
 48運行 乗車人員 延べ1400名になりました。

 みなさまレールバスの体験乗車は楽しんでいただけましたでしょうか?


レールバスの乗り心地はいかがですか?

プラレールコーナーは大人気

 会場の一角にはプラレールコーナーを設置し、様々な車両を走行させました。ここにはいつもちびっ子達が集まって大人気!

 ちびっ子達は思い思いの車両編成を組成して走らせていました。中にははやぶさがコンテナ貨物を引っ張る姿もありました。現実ではありえませんけどプラレールの世界ではありなんですよね(笑)


七戸ちびきちゃんとレールバス

青森鉄道むすめ5人の撮影会

当時の車掌を再現しました

 体験乗車終了後、青森鉄道むすめ5人の等身大パネルを使った撮影会を行いました。
 青森鉄道むすめについてはこちらを参照
 2日間雨模様だったため外に出すことが出来ませんでしたが最終日に外に出せて良かったです。


 七戸町観光協会のスタッフに当時の女性車掌を再現してもらい、何本かの列車に乗務してもらいました。彼女はあくまで当時の車掌を再現したもので、七戸ちびきちゃんではありませんよ。


愛好会スタッフによる安全確認

野辺地方の桜も満開です

 レールバス愛好会では細心の注意をはらい事故防止に努めております。

 ご来場いただいたみなさまのご協力もあり今年も事故無く運行することができました。

 みなさまありがとうございました。

 今後もこのようなイベントができるように活動していきたいと思っております。みなさまよろしくお願いいたします。


レールバスがホームに戻ってきます

 2012年はレールバス生誕50周年。南部縦貫鉄道開業50周年・南部縦貫鉄道運行休止から15周年という節目の年となります。秋にも何らかの公開イベントを企画しております。詳しい事が決まり次第お知らせいたします。

2012イベントポスター

 レールバスとあそぼう2012ポスターです

画像データ Sサイズ(107KB)
画像データ Mサイズ(325KB)
画像データ Lサイズ(1.1MB)

PDFデータ(1.3MB)

レールバス保存活動のために
グッズ購入にご協力お願い致します
 南部縦貫鉄道は1997年5月5日をもって運行をとりやめ、その後、2002年8月1日をもって廃止となった鉄道です。

 レールバスはその南部縦貫鉄道で開業から廃止まで活躍した車両でした。車両の部品の数々にバスの部品を数多く使ったことからレールバスとよばれるようになり、今でもそのかわいらしい車両は鉄道ファンのみならず多くのみなさまから愛されています。

 南部縦貫レールバス愛好会ではこの貴重なレールバスをはじめとする南部縦貫鉄道の車両の保存と七戸駅構内整備を南部縦貫鉄道元鉄道部の皆様指導の下、活動を行っています。

レールバスの保存する
資金が不足しています

私たちレールバス愛好会の活動資金は
●イベントでの会員証の売上げ
●レールバスグッズの販売利益
    を充てさせていただいております。

 足りない分については会員のポケットマネーで運営しております。

 南部縦貫レールバス愛好会では車両や施設の保存に対して七戸町や青森県などの公共団体からの支援、及び一般企業からの寄付金等を一切受けておりません。

 2011年より行われている七戸町観光協会主催のレールバス一般公開の実施においても見学者の安全確保のための整備を七戸町に行っていただきましたが、レールバス等の車両の整備および施設の整備は以前とかわらず愛好会の活動資金でのみおこなっております。

 車両や線路・施設の修繕費は年々増加しているのが現状です。
 現在保存している車輌はレールバス2輌の他に元国鉄気動車キハ104や機関車3輌もあります。レールバス愛好会では動態での保存を考えていますが現状ではそこまで資金が回らないのが実情です。

 今後も車両や施設の維持が出来るよう、グッズの販売にご協力をお願いいたします。

パンフ
開通記念パンフレット(復刻版)

グッズの購入に
ご協力をお願い致します。

グッズの販売については
こちらをご覧下さい

イベント会場で発売いたします。

cap
マグカップ

下敷き・クリアファイル

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