おがえもん廃線研究所

ドリーム交通モノレール大船線
現地調査 Part2
ドリームランド〜下雀信号所

 鉄製の架道橋には名板が残されていました。

 施工年月日が1965年10月の文字が読めます。

 その先の区間では線路下の部分が転用されています。沿線の随所で見られるのですが、どうも不法占有らしいのです。一部は高架下を貸し出しているとの話もありますが。真相は・・・。

庭先?

民家スレスレ

 民家の軒下すれすれを通っています。民家は休止後に出来たものかと思われますがここまで野放しにしていたドリーム交通は再開を考えていたのですかね?

 複線の橋脚はこのあたりで終わっています。ドリームランド駅から1kmぐらい進んだあたりで単線の橋脚になっています。

複線用の橋脚はここで終わり

 駐車場のにある橋脚の一部でコンクリートに無数のヒビが、そして崩れないようにバンドが巻いてあるのの見つけました。崩壊するのも時間の問題か?

 

線路の連結部分の金属も腐食が進んでいます。

崩れそうな橋脚

ジョイント部

一気に山を登る

 このあたりは山と谷が続く地帯でそんな地形から鉄道の敷設には向かなくモノレールが選ばれたのでしょう。そのため、山の中を走る区間もありました。

 集電用のレールや通信ケーブルは落下の危険のある場所は撤去してありますが、落下しても大丈夫な区間は現在でもそのまま残されています。

登りきった場所

この区間はここまでケーブルが残る

開きすぎじゃない?

 モノレールの線路は住宅街の中を縫うようにして残されています。

リニア(HSST)で再開するにしても民家が近づき過ぎで無理があるのではないですかね。その辺も計画中止になった要因ではないでしょうか?

電線に注意?モノレールは?

次へ   戻る